季節のおススメリフォーム 雪止め
知り合いの農家の方から「カメムシが大量発生した年は、大雪が降るよ。寒い冬になるよ。」と教えてもらったことがあります。
まさにこの秋、弊社事務所の周りではカメムシが例年見ないくらい発生していました。
もしかするとこの冬は、久しぶりに大雪になってしまうかもしれません。
数年前の大雪では家に帰るのも、会社に行くのも非常に苦労した記憶があります。
(2018年1月22日撮影)
また、お客様からも雪被害のお電話をたくさんいただきました。
万が一に備えて、今から点検などご検討されてみてはいかがでしょう。
今回のおススメリフォームは、
その名もズバリ雪止め設置工事のご紹介です。
横浜などは毎年大雪になることもないので、雪止めを取り付けていないお宅も良く見受けられます。
雪止めとは読んで字のごとく、屋根に取り付け雪が一気に下に落ちないようにするための金具です。
この「下に一気に落ちない」と言うのがポイントで、中途半端に溶けた雪がかたまりで落ちてきて植木や車を傷つけたり、最悪な場合は人の上に落ちて怪我などに繋がり兼ねないからです。
また、法律(民法第218条)で、「土地の所有者は、直接に雨水を隣地に注ぐ構造の屋根その他の工作物を設けてはならない」と定められていて、雨水に落雪が含まれると解釈されることがあるそうです。
隣家に落雪し、住宅やカーポートなど破損した場合の賠償などで色々もめることも多くあるそうですが、その場合は雪止めなどで、考えられる対応をしているかどうかが問題になることもあるとか。
また、雨樋や軒先の破損を防いでくれるメリットもあります。(雪は見た目以上の重みがありますので)
ただ、雪止めと一口で言っても色々な形状や種類があるので、現状の屋根にあったものを選ばないとなりません。
適切な種類で、適切な施工をしないと雨漏りの原因になったりします。
場合によっては修理や補修に金額がかかってしまい、いっそ新しく葺き直した方が安くて安心の場合もあります。
<例:瓦屋根の雪止め>
瓦屋根の場合、「雪止め瓦」と言って瓦自体に雪止め機能がついているものがあります。
<例:スレート屋根の雪止め>
<例:金属屋根の雪止め>
写真を見ていただくとわかるように、軒先より少し上に設置します。
これは雪の重みなどで、軒先や樋の破損、また急な落下を防ぐための物です。
屋根や雨樋の点検と合わせてお気軽にご相談下さい。