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夏越の祓い

我が家には年に2回、鶴岡八幡宮から鶴岡と言う会報が送られて来ます。

送られてくるタイミングは、6月の「夏越の祓い」と12月の「年越しの大祓い」の時。

みな様もテレビなどで、茅の輪くぐりのご神事を目にされたことはないでしょうか。

そのご神事の申し込みが同封されて来ます。

 

「夏越の祓い」「年越しの大祓い」とは簡単に言うと半年間、身体に溜まった厄を人型に移し厄払いをし、神様に感謝してまた半年元気に過ごすためのお祓いです。

申込書の中には、郵便振り込みの用紙と厄落とし用の人型と、乗り物の厄落とし用の車型が。

実はずっと続けているのですが、一度も当日に伺ったことがありません。笑

平日だったり、年末は忙しかったり、なんだりかんだり理由を挙げればきりがないのですが、いつも何日か前に八幡様にお詣りして、ご本殿に半年間の無事を感謝し、社務所で申込をお願いし余った分の人型と車型をお返しします。

(大祓い後には剣先お札が郵送されて来ます。我が家では悪いものが入ってきませんようにと、玄関にお祀りしています。)

2年前だと、他にもお世話になっている寺社仏閣にお礼に行き、お抹茶などをいただいたり、ちょっと良いお昼をいただいて少し小町通りとかを観光気分でぶらついて帰っていたのですが、去年同様、今年も八幡様の後は、他の寺社仏閣にお礼に行き、ちょっと良いお弁当を買って真っすぐ帰宅になりそうです。

(そろそろお外で美味しいものが食べたいな…)

12月の「年越しの大祓い」の申込みでお詣りする時には、外食できる位に落ち着いていることを祈ります。笑

右側のお札が送られて来ます。

左の「おはらひさん」は鎌倉の多くのお店で入り口やレジ横などにお祀りされているので、見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

※今はお守りも、郵送での受付をされているそうです。

また八幡様では現在「疫病退散」の祈りを込めて、1年中「厄落とし」のお祓いを自分でできるよう「自祓所」を設置されています。

写真は今年の1月に撮ったものです。

多くの方が人型に厄を移し、茅の輪をくぐって自分でお祓いをされていました。

皆さん初めての体験に、楽しそうでした。もちろんお祓いの前に手消毒薬が置かれ、感染対策もされています。

お詣りの際は、ぜひ体験されてみてはいかがでしょう。


ちなみに会報には、今後半年分のご神事の予定や、「東日本大震災 追悼・復興祈願祭」などもう行われたご神事や活動のご報告、鶴岡ミュージアムの展示スケジュールなどが掲載されています。

残り半年のご神事のご紹介や、

ミュージアムの展示のご案内も。

一昨年、去年と七五三のお祝いとお詣りを見送ったお宅も多かったようです。

今年はたくさんのお子さんがお詣りでき、楽しい経験や思い出をたくさん作れるよう祈ってます。

疫病退散!

2021-06-15 | Posted in Blog