鎌倉・逗子のちょっとご紹介 江ノ電(御霊神社と極楽寺1)
以前、海に行った時に「湘南っぽい写真」としてブログに載せた写真があるのですが、事務主任から「江ノ電は?」と聞かれました。
え~~、海と江ノ電が見える所まで行くのは面倒くさい~
微妙に移動距離長い~~
と言うことで、私の行動範囲で江ノ電の写真を。
長谷にある御霊神社から、極楽寺方面を撮った写真です。
鳥居の前に江ノ電の線路と踏切があるのですが、実はここちょっと有名な写真スポットでして、季節になると線路の両脇にアジサイの花が咲いてそこを江ノ電が通り過ぎる。毎年、マニアの方が三脚や大きなカメラを準備し、踏切の音がするとサッと構えて連写したりしています。もちろん、普通の観光の方もスマホなどで楽しそうに撮影されています。
上の写真は4月に撮ったものなので、せっかくなのでアジサイと江ノ電の写真も撮ってきました。
人の少ない時間を狙って行ったつもりなのですが、人気スポットの為、どうしても人が写っちゃいます。江ノ電が来るとぱあっと人が前に出てくるのでスマホ写真家の初級の私では上手に撮れませんでした(笑)
御霊神社は湘南一帯を治めていた平安時代の武士「権五郎景政公」をお祀りしています。
鎌倉武士の鑑とされた剛毅、勇名な武将です。影正公は合戦で、左の眼を射られながら矢を射返し敵を討ちとった逸話が残っており、歌舞伎の題材の1つにもなっており、除災招福・眼病平癒の御利益があるとされています。
また9月には県の無形文化財に指定された「面掛行列」なども行われています。
地元では御霊神社と言うより「権五郎様」「ゴンゴロさん」なんて呼ばれて愛されています。
我が家も「ゴンゴロさん」とずっと呼んでいてそれでインプットされていた為、学生の頃に兄と近くを歩いていると観光の方から「御霊神社はどこですか」と尋ねられ答えられなかったことがあります。後から「あっー」っと兄と気が付き「そこ曲がってすぐだったのに!」と言うことがありました。
また江の島七福神の福禄寿様もお祀りしているので、普段から七福神詣りの方が多くご参拝されています。
今回お邪魔したとき、以前はなかった立て札が鳥居の所に立っていました。
何かあったのだなと。観光と日常の両立は互いへの敬意と思いやりだと思います。
<2へ続く>