御日供祭ってご存知ですか
御日供祭 「おにっくさい」と読みます。美味しそうな読み方ですよね。
(生まれ育った土地柄、どうしても神社仏閣のお話が多くなってしまうのですが、別に怪しい勧誘とかではないので、気軽に読んでいただけたら嬉しいです。)
大体は「日供祭・にっくさい」と呼ばれ、簡単に言うと神様へ毎日ご飯をお供えする祭礼ですね。
また、お供えするご飯を「神饌・しんせん」と言います。
どの神社でも、お祀りしている神様へ毎朝「神饌」をお供えして、日々の感謝と、国と国民の平安をお祈りします。
私たちが毎日食事をするように、日供祭も毎日行われています。
この時に、鶴岡八幡宮では各人の御祈願もしています。
申し込みの際に日付を指定(少なくとも2週間くらい前に)すると、その日の日供祭の祝詞奏上の時に「〇〇に住まいます〇〇より」と名前をあげていただけて御祈願(無病息災や大願成就など)もしていただけます。(希望が多く重なる日は別日をお願いされることもあります。)
朝7:30からですが、参列することもできます。今はコロナのせいで行われていませんが直来(なおらい)と言って、神様からのお下がりでご神職の方と朝食をいただくこともできます。
不参加の場合は、お札や神饌のお下がりを送っていただけます。
申し込みは4/1~翌年の3/31までの1年間となります。
自分の誕生日やお子さんやお孫さんの誕生日、結婚記念日や、受験日や入社試験の日などそれぞれにとって大事な日にちに希望を出して、感謝やお力添えをお願いします。
私も5月が誕生日なので、GW前に申込に行って参りました。
祈願内容は「神恩感謝」。無事、衣・食・住・仕事に大きく不自由することなく、コロナにかかることもなく自分も家族も過ごせていることへの感謝を。
一口(一人・一祈願)10,000円とかかりますが、もしご興味のある方は八幡様へお問合せ下さい。
もっと詳しくご説明下さると思います。
申し込むと当日に参列するかどうかのハガキが送られて来ます。参列する場合は1週間前までにお返事します。
(こんなハガキが送られて来ます。ちょっと見え辛いですね。)
鎌倉は新緑の季節を迎えています。
(弁天様のお社脇の青紅葉です。眩しいほど青々としていました。)
お花も藤、アジサイ、睡蓮、蓮とどんどん見頃を迎え、待望の夏が来ます。
なかなか、気軽に遊びに来てくださいとはお誘いできない状態ですが、もう少し落ち着いたら、ぜひ感染予防対策をしっかりされたうえでお立ち寄りください。
気持ちの良い日だったので、弁天様の境内では八幡様の御使いの鳩が日向ぼっこをしていました。
早くこんな風に気持ちがのんびりできる日を過ごせるようになると良いですね。