初詣その2
正確には初詣とは少し違うのですが、
住んでいる土地柄、鶴岡八幡宮の氏子をしておりまして
毎年松の内に、鶴岡八幡宮には新年のご挨拶に行っております。
基本地元の人間の80~90%は元旦に鶴岡にお詣りに行きません。
2日、3日の昼間もほとんど鶴岡に行きません。
なぜなら物凄く混むからです。喜んでいくのは子供と若い人位。
元旦の様子はテレビなどで中継されるので、ご存知の方も多いと思います。
ではいつ行くのか。
鶴岡八幡宮は三が日だけ、24時間お詣りすることができるのです。
お札の授与所も開いています。
混雑をさけ、ゆっくりお参りするなら2日、3日の早朝に決まりです。
地元民の特権とも言えますね。
と言うことで、今年も混雑(密)を避けて、3日の早朝5時過ぎにお詣りに行ってきました。
(本当は2日が大安だったので、その日に行くつもりが起きれませんでした。)
朝5時半過ぎの段葛入り口、二の鳥居前、真っ暗です。誰もいません。
ここから八幡様に向かうまですれ違ったのは、ジョギングやウォーキングをされていた3人だけ。
この時は誰もいないと思っていたのですが、私の足が遅い為、
信号を渡る時には後ろから10人ほどの参拝の方に追い抜かれました。
手水所は柄杓を使わなくて良い様に、竹筒から水が細く出ています。
下の松は多分水の飛び散り防止と、常緑樹の松で縁起を担いでいるのかなと思います。
(竹と松ですね。梅はまだちょっと早い感じでしょうか。縁起良し)
ご本殿の階段上から、舞殿ごしに由比ガ浜方面を一枚。
まだ真っ暗です。
お正月らしいですね。
一応、ご本殿周りで混雑(密)になるのを避けてなのか、
例年なら本殿の両脇に授与所やおみくじ所があるのですが、
今年はこの時間は階段下に1か所だけ授与所とおみくじ所を開けていらっしゃいました。
お札とお守りをいただき振り返ると、少し人が増えてきたかな。
(この時点で6時10分位)
弁財天様には人っ子一人いません。これからですね。
お詣りを済ませ見上げると
お月様がまだ煌々と輝いています。
でも弁天様の方を振り返ると
そろそろ日の出の気配が。
この日も日の出は6時50分頃と言うことで、ちゃんと拝むことはできないままでしたが、
朝焼けの中、気持ちの良いお詣りをすることができました。
昨年から今年にかけ、何もかも、誰もかれも初めてのこと尽くしで、
多くの人が知恵を出し合い、気を使いあい、たくさん動いてくださるお陰で、
何とか生活をすることができています。本当に感謝しています。
私にできるのは、密を避け、マスクをし、消毒薬を絶やさないようにして、
神頼みすることぐらいですが、
皆様にとって、本当に良い年となることを切に切に祈っております。